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那須観光の歴史!

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魅力的なスポットに息づく伝統をご紹介

那須といえば、日本有数の観光地であり、人気の別荘エリアでもあります。

  • 豊かな大自然
  • 掛け流し天然温泉
  • スキー場
  • 御用低などの文化的な建造物


など、魅力的なスポットがたくさん存在します。
都心から2~3時間というアクセス条件も嬉しいポイント。

今回は、そんな那須の「歴史」を紐解きながら、その魅力を探って行きたいと思います。


34代除名天皇の時代から温泉地として知られていた!


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那須の天然温泉は、古代より日本人を惹きつけてきました。

那須記の「温泉大名神之事」のなかには、 那須町湯元にある天然温泉の記述が確認されています。
この書物が編纂されたのは、34代除名天皇の時代で、630年代と推測されます。

さらに、奈良時代には、那須温泉の評判は、奈良地方に知れ渡っていました。
那須町は、7世紀から続く、歴史ある温泉街なのです。



室町時代には、文化的な建造物が多数建設される


室町時代突入すると、那須の地に、文化的な建造物が数多く建設されました。
甘露寺・正慶寺・芦野最勝院など、今日では観光名所として名高い寺社仏閣が、 この時代に建てられたのです。



江戸時代には「芦野」が交通の要所として発展!


江戸時代には「芦野」が栄えます。

城下町である芦野は、新街道の宿駅(※)として発展しました。
江戸時代の経済発展に伴って成長していき、幕末には42軒の宿屋が存在していたとされます。

※宿駅とは……
交通の要点にあり、旅人への宿の提供・人馬の継ぎ立てを行う場所。
同じ時代には、「おくのほそ道」で知られる松尾芭蕉那須町に滞在したとされます。
そして今でも、各地に芭蕉の足跡が残されているのです。

 


大正15年に御用邸建設!別荘開発が進み「近光荘」が建設される


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古くから温泉地として注目されてきた那須ですが、
別荘地としての開発が本格的にスタートしたのは、大正時代に入ってからでした。

大正15年、皇室の別邸である「御用邸」が建設されると、那須の豊かな大自然が評価されるようになりました。
それに伴い、周辺に別荘地を形成する動きが始まったのです。

那須に初めて建設された別荘は「那須 近光荘(きんこうそう)」です。
広い区画に水道・温泉・排水設備が整備されており、当時の一流実業家が入居していました。



戦後から現在に至るまで観光開発が進む


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戦後の復興期に入ると、多くの開拓団が那須に入植し、観光開発が進みます。
昭和30年以降、ロープウェイや有料道路の建設により、観光地としての体制基盤が築かれました。

さらに、現在でも観光産業に力を入れています。
近年では「ニューツーリズム(※)」の振興を受けて、体験型観光の動きが活発になっているのが特徴です。

(※)ニューツーリズム↓
旅行先での人、自然との触れ合いを重視する旅行スタイルのこと。
旅行会社主導のツアーとは異なり、地域の特性を活かした体験型コンテンツ・地元の方との交流などを特徴とする。

 


伝統と新しさの町「那須


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那須は古代より温泉地として愛されてきた、伝統ある観光地のひとつです。
豊かな大自然のなかに、多くの寺社仏閣や史跡を残している文化のまちでもあります。

その伝統を大切にしながらも、新たに変化していく那須の魅力に、今後も目が離せません。

アクセスも便利なので、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

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